特別報告書(1998年発行)

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『ビジネスガイド ロシア』

B5判 431ページ

 当会ではソ連時代「日ソ貿易ハンドブック」シリーズを刊行していたが、この度ロシア・ビジネス関係者の要望にお応えして、ロシア独立後初のビジネスガイドを刊行する運びとなった。本書には、実務の手引き、日本企業の進出状況といったビジネスマンのための情報は勿論のこと、ロシアの経済動向、財政・金融制度、対外経済関係、産業・企業・地域情報などマクロからミクロまでの最新の情報が網羅されている。 企業の対ロ実務担当者、マスコミ関係者、研究者などすべての人にお薦めする、「今」のロシアを知るための専門書の決定版。


『露・英・日 商業・金融・貿易用語集』

A5判 196ページ

 ソ連邦が崩壊し、市場経済に否応なく突入したロシア。当然、言葉の環境も変わった。「有限会社」、「空手形」、「タックスヘブン」等はロシア語でどう言うのか。時代に対応し、ロシア人はやはり相応しい言葉を作り上げる。今や、これらのロシア語での表現も定着したと言ってよい。 ロシア、あるいはその他のCIS諸国でビジネスを展開するにはまだまだロシア語は不可欠。この用語集は、実際のビジネスの場で役立つことはもちろん、研究者にとっても利用価値の高いものとなるよう心がけた。本文ではロシア語の用語に日本語と英語で対訳を付け、巻末に日本語と英語の索引を収録したので、三方向から目的の用語を見つけることが可能となっている。 言葉は今後も変化していくものであり、幸いにして好評を得れば、各位のご教示、ご鞭撻のもとに、増補・改訂を目指したい。


『日本・中央アジア貿易要覧:カザフスタン編』

『日本・中央アジア貿易要覧:キルギス編』

カザフスタン編:AB判 70ページ
キルギス編:AB判 72ページ

 本シリーズは中央アジア各国に関する初の日本語による貿易要覧として、当該地域との交流に携わる人々に現場で役立つ基礎的情報を提供するために編纂された。昨年の「ウズベキスタン編」、「トルクメニスタン編」、「アゼルバイジャン編」に続き、今年は「カザフスタン編」、「キルギス編」を刊行。歴史・経済・法制度・投資環境等の基礎的情報をコンパクトに取りまとめ、現地の気候・祝祭日・渡航手続きなどの実際的情報を網羅する。各国の最新経済データ、官公庁・主要企業・ホテル等のリストつき。


『中欧諸国の民営化と外資の進出』

B5判 117ページ

 中欧諸国は体制転換の混乱期を乗り越え、経済は順調な回復・発展過程に入ってきている。中欧諸国の中でも、ポーランド、チェコ、ハンガリーはOECDに加盟し、また、スロベニアを含めEUへの加盟交渉も始まっている。 中欧各国は体制転換過程において外国投資を積極的に受け入れてきた。外資が中欧諸国の経済回復・発展に及ぼした影響は大きい。中欧諸国に流入した外資の総額は既に500億ドルを超えている。 本報告書は、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、ルーマニアの中欧6カ国の近年の経済動向を概観するとともに、各国の民営化の現状と外国投資の進出状況に焦点を当て分析したものである。


『ロシアの通信分野の現状と課題−通信と軍民転換』

B5判 101ページ

 ロシアの産業分野で最もダイナミックに成長を続け、注目を浴びる通信事業の現状を紹介。通信網の発展、セルラー通信の普及、業界の再編をめぐる動き、軍需企業による通信機器開発、外資の進出状況などロシアの通信事業にかかわる現状と問題点を浮き彫りにする一冊。ロシアの通信機器・部品製造企業リスト、主要電話会社のプロフィール、国防産業リストラコンセプトを掲載。


『ロシア極東地域の物流・流通基盤調査』

B5判 193ページ

 昨年よりロシア政府はシベリア鉄道およびそれを利用した国際トランジット貨物輸送の復活に向けた抜本的な解決策に着手し始めた。またロシア側はシベリア・ランドブリッジの利用国にも協力を働きかけており、それを受けて1997年11月の日ロ首脳会談で日本政府はシベリア鉄道網復興への支援を打ち出している。本報告書はシベリア鉄道とシベリア・ランドブリッジの活性化問題を中心にロシア極東地域の物流基盤の現状を紹介している。


『モスクワ産業政策セミナー』

B5判 104ページ

 産業政策セミナーは、平成6年5月ポーランドのワルシャワにおいて開催された東西経済・貿易大臣会合において日本側が発意し、市場経済移行諸国を知的・技術的に支援すべく、毎年開催されている。本報告書はこのセミナーの議事録であり、平成9年度はとくに家電産業をテーマとしてとりあげ、日本、ロシア、中央アジア諸国の産業界、政府関係者がそれぞれ報告し、家電産業の今後の日ロ協力について意見交換を行った。 付属資料:エリツィン大統領の1998年の年次教書


『ロシア経済研究日米シンポジウム報告書』

B5判 104ページ

 1992年以来のマイナス成長を終え、1997年にプラス成長を記録したロシア経済、そして改革開放政策を突き進む中国。この2大国はグローバルな市場へと統合されていくのか? 日米両国の代表的な旧ソ連経済研究者やロシアのエコノミストらが、ロシアの経済改革、対外経済および投資環境の現状、そして、近年重要度を増している中ロ国境貿易も視野にいれながら、広く北東アジア経済圏の現状と将来について白熱した議論を交わす。1997年9月に米国ジョージ・ワシントン大学で開催された同シンポジウムの記録。


『カザフスタン経済と電力需給における諸問題』

B5判 70ページ

 カザフスタンでは工業生産低下、消費者の電気料金未払いなどにより1990年以降電力生産が落ち込み、施設の老朽化も著しいが、1996年以降電力会社の民営化への大手西側企業の進出が相次ぎ注目を浴びている。本報告書では地域別の電力生産・需給動向、管理体制、民営化の現状、発展計画につき詳しく紹介した。


『中欧投資セミナー報告書』

B5判 56ページ

 昨年10月、東京において開催された第2回中欧投資セミナーの報告書。全体会議における中欧各国代表のプレゼンテーション、ワークショップ(自動車・自動車部品工業、化学工業、電子工業、投資誘致政策)における各国専門家によるスピーチを掲載。