特別報告書(2010年発行)

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『ロシア産業要覧』

2010年3月発行 A4判 140ページ 

 ロシアは近年、力強い経済成長を遂げたが、一方で世界的な金融経済危機の影響も強く受けた。それとともに産業界を取り巻く環境は変化し、ビジネスチャンスは大きく多様化した。そこで、当会ではロシアの産業情報を1冊にコンパクトまとめた『ロシア産業要覧』を刊行した。残念ながら、全ての産業の基本情報を網羅することはできなかったが、主要産業の最新情報を掲載した。図や表を多用し、ビジュアル的にも見やすい構成とした。対ロビジネス関係者、ロシア専門家などすべての人にお薦めするロシア産業を知るための決定版。


『経済危機後のロシア市場 ―消費財市場の動向』

2010年3月発行 A4判 96ページ

 2008年秋までは原油高を背景に家計の購買力も上昇し、個人消費が経済成長を牽引していたロシアであるが、経済危機以降、購買力の低下、雇用不安、ローン販売の縮小、販売システムの混乱等により、消費財市場も低迷している。本報告書では、そうした中で日本企業の新規参入およびさらなる販路拡大の可能性を調査するため、基礎的なデータとともに、小売業界、乗用車市場、家電市場、衣料品市場、化粧品市場の各概況についてまとめた。またケーススタディとしてモスクワとサンクトペテルブルグにおいて子供用品市場に関する現地調査を実施し、その結果についてもまとめている。  


『経済危機後のロシア市場 ―医療事情と医療機器市場の動向』

2010年3月発行 A4判 77ページ

 ロシア政府は人口減少を喫緊の課題として認識しており、経済危機下にあっても医療予算を大幅に削減することなく、医療の充実や制度改革に力を入れている。経済危機の影響でロシアの医療機器市場は一時的に落ち込んだものの、長期的にみれば成長の余地はまだ大きい。本報告書では、ロシアの医療事情や制度、医療機器市場の動向について基礎的な情報をまとめるとともに、極東地域(ウラジオストク、ハバロフスク)において現地調査を実施し、その結果についてもまとめた。


『ロシア・ウクライナの経済特区』

2010年3月発行 A4判 134ページ

 日本企業によるロシアでの製造投資が課題となって久しいが、ロシアへの進出を検討している日本企業は、ロシアに数ヵ所設けられている経済特区に大きな関心を寄せている。そこで当会ではロシアの経済特区に関する調査事業を実施し、あわせて、ロシア市場との連続性が強く比較対象としても重要なウクライナの経済特区に関しても調査を行った。その成果をまとめた本報告書では、ロシアの経済特区の位置付け、各特区の概要および企業進出状況、ロシア特区法全文の翻訳、ウクライナの経済特区に関するレポートを掲載している。


『ロシアのガス分野の上流部門の変化に伴う日ロ協力の可能性についての調査』

2010年3月発行 A4判 111ページ

 ロシアではメタンの濃度が非常に高いガスの埋蔵量が減少する一方で、エタン、プロパン、ブタン等を含む複雑な組成のガスの割合が増加している。その関係でロシアではガス精製部門への関心が高まり、同部門を起点とした日ロ協力の広がりが期待されるようになっている。そこで当会では、日ロ協力の可能性の具体的検討のための基礎資料を提供するという観点から、ロシアのガス精製部門の現状、東シベリアおよび極東でのガス鉱床開発プロジェクトをめぐる状況等についての調査を実施し、その成果を報告書にまとめた。


『カザフスタン政治・経済情勢の現状』

2010年3月発行 A4判 108ページ 

 石油・ガスばかりではなく、近年はウランやレアメタルの一大生産国として存在感を強めるカザフスタンは、一方で高度技術導入、製造業育成による資源依存脱却の道を模索している。本報告書は、経済改革の目標年度とされる2030年に向け、新たな10カ年を迎えたカザフスタンの政治・経済の現状について現地調査機関に分析を依頼、当会研究所が注釈を加えとりまとめたもの。巻末に『2020年までのカザフスタン共和国発展戦略計画』の全訳を収録。


『日露石油ガス技術交流セミナー(日本開催)』

2010年3月発行 A4判 60ページ 

 ロシアでの天然ガス開発は極北、海上と開発困難地域に移り、天然ガスの有効利用は大きな問題となっている。とくに、下流での課題は外国人にはわかりにくく、また、ロシアの様々な天然ガスプロジェクトのなかでの位置づけも不明なことが多い。そこで当会はロシアの巨大ガス会社ガスプロムの有力な子会社2社(シブール社、ガスプロムペレラボトカ社)の経営、技術の専門家を日本に招聘し、上記の問題を中心とした「日露石油ガス技術交流セミナー」を開催した。本書は同セミナーの資料をまとめたものである。  


『日露石油ガス技術セミナー(モスクワおよびサンクト・ペテルブルグ)』 

2010年3月発行 A4判 76ページ 

 ロシアでは、省資源、省エネルギーに取り組みが諸外国と比べて遅れているので、石油特別会計の補助を受けて、日本の専門家をロシアに派遣し、これらの分野でロシア企業と技術交流を進める事業を行った。具体的には「天然ガス有効利用セミナー」、「工場省エネルギー・効率化セミナー」をモスクワ、サンクト・ペテルブルグで実施したが、そのときの実施概要および配布資料をまとめたものである。


『日本の地方とのビジネスミーティング・セミナー資料集』

2010年3月発行 A4判 76ページ 

 当会は財団法人JKAから補助を受けて、日本の地方で、ロシアおよびCIS諸国とのビジネス振興を目的としたビジネスミーティング・セミナーを実施している。2010年度は、函館、広島、香川、千葉で実施しており、その時のスライドあるいは配布資料をまとめたものである。