ロシア東欧貿易調査月報

2000年6月号

 

T.ロシアの2000年度連邦予算について

U.ウクライナ・オデッサ州プレゼンテーション報告

◇◇◇

ロシア貿易・産業情報

 急進するロシアの食品工業分野   ―光と影が交叉するその現状について―

論調と分析

 ベルリンで始まる新たな日ロ関係

 マンゴルト・当方委員会議長インタビュー

 ロシア・ガスをめぐる「パワーポリティクス」

 国営銀行の売却に高い代価を払うチェコ

データバンク

 1.ロシアの経済統計

 2.2000年1〜3月のCIS諸国の経済統計

 3.ロシア100大商業銀行リスト(2000年4月1日現在)

CIS・中東欧ビジネストレンド(2000年5月分)

旧ソ連・東欧諸国関係日誌(2000年5月分)

CIS・中・東欧諸国・モンゴル輸出入通関実績(2000年1〜6月累計)

 

 


 

ロシアの2000年度連邦予算について

 

北海道大学名誉教授

望月喜市

1.    ロシアの2000年連邦予算概要

(1)2000年連邦予算成立経過

(2)1999年財政実績の分析

(3)財政・税制改訂の方向

2.    2000年ロシア連邦予算法本文(抄訳)

 


 

ウクライナ・オデッサ州プレゼンテーション報告

 

1.    代表団の構成

2.    リャフツェフ駐日ウクライナ臨時大使のあいさつ

3.    ノヴァツキー・オデッサ州行政府対外経済関係・貿易局長の報告

4.    ボリセンコ運輸省海上輸送局次長

5.    スクヴォルツォフ・イリチョフスク港湾長代理

6.    ヨルガチョフ「オデッサケーブル」社長

7.    グリチャク・オデッサリキュール・ウォッカ工場社長

8.    ハマーロフ・オデッサ製菓工場長

9.    ウチーチェリ・オデッサガス理事長

10.ミハイリュク・合弁企業「Trais」社社長

11.ベレズニャク・クリンドロフスク穀物製品コンビナート社長

12.シュヴァロフ・オデッサ商工会議所会頭

 

当会は本年5月30日から6月4日まで、ウクライナ・オデッサ州の代表団を受け入れ、経団連会館において、オデッサ州のプレゼンテーションを開催した。

 本プレゼンテーションは、日本との貿易・経済関係の拡大を目指すオデッサ州側の希望により開催されたもので、オデッサ州側からはノヴァツキー・州行政府対外経済関係・貿易局長を団長とする、各企業長等により構成された17名の代表団が来日した。また、日本側からは、ロシア東欧貿易会の会員企業をはじめとして、オデッサ州と姉妹関係にある横浜市からの参加者も含め30余名が参加した。

 ウクライナからこのような形で、州単位のプレゼンテーションが開催されるのは初めてのケースであり、今後の日本企業との協力関係発展が期待される。

 以下、代表団の構成と報告の概要を紹介する。

 


 

ロシア貿易・産業情報

急進するロシアの食品工業分野

―光と影が交叉するその現状について―

当会ロシア東欧経済研究所 調査部長

坂口泉

1.全般的状況

2.ビール部門の状況

3.ウォッカ部門の状況

4.タバコ部門の状況

5.菓子部門の状況

6.その他