特別報告書(2011年発行)

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『ロシアビジネス要覧』

2011年3月発行 A4判 166ページ 

 BRICSの1ヵ国として、近年目覚ましい経済成長を遂げたロシア。そのロシアが資源高を背景に再び日本企業の注目を集めている。その一方で、ロシアビジネス参入のためのHow toの空白が大きく、基礎的な情報が不足しているのが現状であり、せっかくのビジネスチャンスを活かせない一因ともなっている。本書は、ロシア経済の概観から現地法人、現地事務所の設立手続き、労働・雇用事情、税制・会計、貿易取引、ルーブル決済・送金実務、出張・滞在ノウハウなどロシアとのビジネス事始めを網羅する。日本企業関係者などすべての人にお薦めするロシアビジネス参入のための決定版である。


『ロシア・ウクライナの地域経済と産業クラスター』

2011年3月発行 A4判 214ページ

 日本とロシア・ウクライナとの経済関係をさらに拡大・深化させるためには、日本企業による積極的な投資が求められる。その際に、昨今ではこれらの国々の各地域が独自に産業クラスター政策を推進し、それに沿って投資を誘致する傾向が強まっている。日本企業としても、それらを見据えながら、ビジネスを展開することが求められる。そこで本報告書では、ロシア・ウクライナの地域経済を、産業クラスターという観点を軸に調査し、関連するレポートおよび統計資料等を掲載した。  


『ユーラシア産業投資ブリッジ・マスタープラン』

2011年3月発行 A4判 87ページ

 本報告書では、ロシアの領土及びその輸送システム(特にシベリア鉄道)を利用した東アジア地域(日本、中国、韓国、モンゴル等)とロシア及びCIS諸国(ウクライナ、中央アジア諸国等)をつなぐ国際複合輸送ルートを「ユーラシア産業投資ブリッジ」と定義し、同ルートの潜在力と実現可能性を明らかにすることによって、日本を含む東アジアとロシア(CIS諸国)間の貿易・投資拡大の新たな可能性を提示するとともに、その実現に向けていくつかの提言を行った。カラーの図表をふんだんに使用し、たいへん見やすい体裁になっている。


『ロシアの石油ガス分野での省エネならびに環境問題への意識の高まりに伴う日ロ協力の可能性についての調査』

2011年3月発行 A4判 110ページ

 ロシアの石油ガス分野では、2012年までの随伴ガス有効利用率95%の達成の義務化、ユーロ3、4、5への移行、重油の輸出関税率引き上げの動き、LNGの存在感の高まり等の事象が観察され、環境保全、省エネ、高付加価値製品の生産等の部門における日ロ協力の可能性が生じつつある。当会では、以上の状況を踏まえ、随伴ガス有効利用問題の現状、重油生産をめぐる状況、LNGプラント建設プロジェクトをめぐる状況等に関する調査を実施し、その成果を報告書にまとめた。


『新経済環境下のロシア市場 ―自動車・家電市場を中心に』

2011年3月発行 A4判 94ページ

 本報告書では、ここ数年のロシアのマクロ経済動向を分析し、その特徴を明確にした上で、日本企業の進出が目立つ分野である自動車、家電、アルコール飲料、化粧品、広告の各市場を取り上げた。日本企業のモスクワ駐在員に対して行った、ロシアビジネスの現状と展望、販売促進を目指す上での課題や改善点などについてのヒアリング結果も踏まえながら、当該市場におけるロシアの消費者のニーズを探っている。


『新経済環境下のロシア市場 ―製薬・医療機器産業と政策の動向』

2011年3月発行 A4判 75ページ 

 ロシア政府が近年進めている経済近代化、イノベーション型経済への移行の優先分野の一つが医療である。その一環として同政府は医薬品や医療機器の国産化と輸入代替政策を強く打ち出しており、「2020年までの期間および将来にわたるロシア連邦製薬・医療機器産業発展プログラム」などの文書を作成・承認している。本報告書では、こうした製薬・医療機器産業および政策に関する最近の動向についてまとめるとともに、巻末に上記連邦プロムラムの日本語訳を付した。


『中央アジア諸国の政治・経済概況 ―カザフスタンを中心に』

2011年3月発行 A4判 101ページ 

 政党をはじめ近代的民主主義に必要な制度・システムが十分根づいていない中央アジア諸国においては、伝統的地縁・血縁集団や、政治家・官僚の個人的資質が政治情勢、ひいては経済動向にも強い影響を及ぼす。本報告書前半では「中央アジア諸国の政治エリート」と題し、こうした個人的・伝統的政治集団の拮抗する様を5か国別に整理・分析した。一方、後半は域内の経済成長をけん引するカザフスタンの基軸産業、石油・ガスについて、やはり政治および制度的側面より分析を行っている。ともに現地調査機関に分析を依頼、当会研究所が注釈を加えとりまとめた。  


『日露石油ガス技術交流セミナー(日本開催)』 

2011年3月発行 A4判 86ページ 

 ロシアは世界の石油ガス大国であるものの、LNG,随伴ガス処理、環境対策技術等の周辺技術において世界に立ち遅れている部分が大きい。そこで、石油特別会計の補助を受け、ロシアのエネルギー戦略策定に関わるロシア科学アカデミーエネルギー研究所の専門家を日本に招聘し、ロシアの石油ガス技術導入戦略に関して「日露石油ガス技術交流セミナー」を開催した。本書は同セミナーの資料をまとめたものである。


『日露石油ガス技術セミナー(モスクワおよびサンクト・ペテルブルグ)』

2011年3月発行 A4判 77ページ 

 ロシアでは、随伴ガス処理、重油処理の高度化の分野の取り組みが諸外国と比べて遅れている。この度、石油特別会計の補助を受け、日本の専門家をロシアに派遣し、これらの分野でロシア企業と技術交流を進める事業を行った。特に、モスクワ、サンクトペテルブルグでセミナーを実施したが、その際の派遣概要および配布資料をまとめたものである。


『日本の地方とのビジネスミーティング・セミナー資料集』

2011年3月発行 A4判 77ページ 

 当会は財団法人JKAの競輪事業からの補助を受け、日本の地方において、ロシアおよびCIS諸国とのビジネス振興を目的としたビジネスミーティング・セミナーを実施している。2011年度は、日本企業の工場建設が活発化しつつあるロシアの自動車産業およびロシアの投資環境をテーマに仙台、さいたまで実施しており、その時のスライドあるいは配布資料をまとめたものである。