特別報告書(2014年発行)

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『ビジネス環境の変化とロシア市場』

2014年3月発行 A4判 95ページ 

 第二次プーチン政権が誕生した2012年春ごろからロシアの経済成長に陰りが見え始めているが、本報告書では、ロシア経済の現状と見通し、第二次プーチン政権下の政治改革の特性とそれがロシアのビジネス環境に及ぼす影響、ならびに、WTO加盟がロシアの経済動向に及ぼした影響を解説すると同時に、経済成長の鈍化という現実への主要なプレーヤーたちの対応ぶりに着目しながらロシアのいくつかの産業部門の現状についても紹介している。


『ロシア石油ガス分野の課題と日ロ間協力の可能性』

2014年3月発行 A4判 103ページ 

 ロシアの石油分野では、埋蔵量の枯渇傾向を背景に、回収困難な資源への関心が急激に高まりつつある。また、ガス分野では輸出先の多角化を可能とするLNGへの関心の高まりが観察されている。当会では、以上の状況を踏まえ、ロシアの重質高硫黄石油の生産、タイトオイル層と大陸棚の新鉱床の開発、ならびに、LNG関連プロジェクトに関する調査を実施し、その成果を報告書にまとめた。


『ロシア・NIS諸国の地域経済開発』

2014年3月発行 A4判 88ページ 

 ロシアにおいて経済近代化が推進され、産業投資が活発化する中で、日本企業にとってのビジネスチャンスも拡大している。それを逃さないためには、ロシアの地域開発政策を的確に見極めることが必須となる。ロシア周辺のNIS諸国についても、状況は同じである。こうした問題意識にもとづき、今年度当会では、ロシア・NIS諸国の地域経済開発に関する調査事業を実施した。その成果をまとめたのが、本報告書である。


『ロシア経済のイノベーション化と日ロ協業の可能性』

2014年3月発行 A4判 67ページ 

 現在、ロシアでは経済の近代化とイノベーション化が進められており、その動向には日本企業のビジネスチャンスにつながり得る様々な可能性が秘められている。本報告書の前半部ではロシアのイノベーション政策についての解説、ならびに、日ロ双方にメリットのある投資を促進するための提言をとりまとめた。また、後半部ではロシアのイノベーション推進分野における互恵的な投資の実施・提案事例をまとめた有望プロジェクトリストを掲載している。


『中央アジア諸国の政治・経済情勢』

2014年3月発行 A4判 113ページ 

 報告書前半では中央アジア5カ国の社会・政治情勢を各国別に概観、後半では2013年7月に設立に関する大統領令が出された「カザフスタン国家企業家会議所」について、国内全企業が強制加入となるその制度的実態と設立の背景を分析。ともに現地調査機関に執筆を依頼、当会研究所が解説・注釈を加えとりまとめた。巻末に「カザフスタン経済特区法」の全訳を掲載。


『日露石油ガス・セミナー(日本開催)』

2014年3月発行 A4判 57ページ 

 経済産業省の補助を受けた本事業では、エネルギー情報・コンサルティング会社「ルスエナジー」のアナリスト、ミハイル・クルチヒン氏を招聘し、東京および新潟において日露石油ガス・セミナーを開催した。同セミナーではロシアの石油ガス分野の現状、極東における同分野の開発の最新情報、日本との協力の可能性などについて報告が行われ、日露の石油ガスの情報交流が活発になされた。本報告書は事業の概要、クルチヒン氏が用意した配布資料、ならびに面談記録をまとめたものである。


『日露石油ガス技術セミナー(モスクワおよびカザン)』

2014年3月発行 A4判 66ページ 

 経済産業省の補助を受けた本事業では、重質油井戸元アップグレーディング、SAGDボイラー給水の循環利用システム、石油残渣油焚ボイラープラントの技術分野を紹介すべく、日本人専門家をロシアに派遣し、タタルスタン共和国のカザン連邦大学およびモスクワの日本大使館において、ロシアの石油ガス関係者を対象とした日露石油ガス技術セミナーを開催した。本報告書はカザン、モスクワでセミナー等を実施した際の派遣概要、配布資料、ならびに面談記録をまとめたものである。


『平成25年度中堅・中小企業のプレゼンテーション等事業報告書』

2014年3月発行 A4判 50ページ

 当会は公益財団法人JKAの競輪事業からの補助を受け、東日本大震災の被害を受けた地域にある中堅・中小企業がロシアでブレゼンテーションを行うことを支援した。また、東日本太平洋沿岸地域の中堅・中小企業を対象に、新規事業展開の一環として、ロシアでの事業展望を伝えるビジネスセミナーを宮城県の仙台市と石巻市でそれぞれ1回、計2回実施した。本報告書はこれらの事業内容をまとめたものである。