特別報告書(2002年発行)

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『ロシア産業ハンドブック 2002』

2002年3月刊行 A5判 255ページ

 当会ではロシアの産業情報を定期刊行物等で逐次提供しているが、この度、新生ロシア誕生10周年を記念して、産業情報を1冊にまとめた『ロシア産業ハンドブック』を刊行する運びとなった。本書はほぼ全ての産業の基本情報は勿論のこと、ソ連解体後10年間の変化や最新情報が網羅されている。図や表を多用し、ビジュアル的にも見やすい構成となっている。対ロビジネス関係者、ロシア専門家などすべての人にお薦めするロシア産業を知るための決定版。

 主な項目:電力、石油、天然ガス、石炭産業、鉄鋼業、非鉄金属、化学・石油化学、機械・金属加工、軍需、宇宙、建材、林業、木材加工、紙パルプ、軽工業、食品、航空、鉄道、海運、外食、携帯電話、200大生産企業リスト、100大輸出企業リスト、200大商業銀行リスト、インターネット・ホームページリスト…etc 


『ロシアの投資環境』

2002年3月刊行 A4判 100ページ

 ロシアは1998年の金融経済危機をのりこえ、2000年に就任したプーチン大統領のもと、税制改革などの投資環境整備に邁進し、マイナス成長を脱却して成長軌道が定着しつつある。このように大きく変貌するロシアへの外資の進出状況の実態を概観する。特に日本と関係の深い極東地域については、州ごとに外資および法規制の状況が把握できるようにした。また、ロシアでの現地事務所設立の問題など実務的内容を資料として盛り込んだ。 


『ロシア極東技術フォーラム報告書』        

2002年3月刊行 B5判 104ページ 

 サハリン・プロジェクトにおいて日本とロシアの企業が石油・ガス開発関連設備の製造にどのような形態で共同の取り組みが考えられるか情報を得るべく、当会ではロシア沿海地方コムソモリスク・ナ・アムーレにおいて技術フォーラムを開催した。本報告書ではフォーラムでの日ロ双方の専門家の報告と、コムソモリスク・ナ・アムーレ、ハバロフスク、ウラジオストク、ボリショイ・カーメニにあるサハリン・プロジェクトに関係する企業の概要を紹介している。 


『カザフスタン民営化の現状』     

2002年3月刊行 A4判 140ページ 

 天然資源の豊かさとその地政学的重要性から内外の注目を集める旧ソ連中央アジア諸国。当会では支援事業および民間投資の実施にかかわる情報を日本の関係者に提供すべく、連邦解体以来、同地域に関する調査・データ収集を継続している。本年度は対象国としてカザフスタンを選択、市場化政策の重要分野である民営化政策に焦点を当てた。独立からこれまでの民営化政策の流れを追うとともに、最終段階にあたる現行の通称「ブルーチップ・プログラム」についても詳述。


『中央アジアにおける域内社会・経済安定化への取り組みと国際支援』

2002年3月刊行 A4判 84ページ 

 2001年9月の米国同時多発テロとその後のアフガニスタン空爆により、中央アジアを巡る国際情勢は激変した。本書は当会所属の研究者とともに、ウズベキスタン・キルギスの専門家・ジャーナリストによる“9.11後”の中央アジア政治・経済の現状分析をまとめたもの。イスラム武装勢力問題を含む安全保障・治安上の諸問題の中央アジア域内社会・経済に与える影響、対象国における安定化への取り組み、さらには同地域の安定情勢において国際支援が果たすべき役割等につき、最新の現地情報をもとに論じている。 


『貿易投資レポート アゼルバイジャン』

2002年3月刊行 A4判 90ページ 

 石油ブームにわくアゼルバイジャンの貿易および投資関係の基本情報を1冊にまとめた。旧ソ連のコーカサス3国のなかでもっとも注目されている同国を概観する。基本法、投資案件、関係住所、電話番号等、生の情報を多く掲載し、同国訪問の利便性に応えた。 


『貿易投資レポート グルジア』      

2002年3月刊行A4判82ページ 

 グルジアの今を貿易投資の観点から1冊にまとめた。国際政治の荒波にもまれ、民族問題に揺れながらもユーラシアの交通の拠点としての重みも増しつつある同国が概観できる。また、基本法および関係住所等を資料として掲載し、情報が乏しいグルジアの貴重なデータ集となっている。 


『アゼルバイジャン経済改革支援セミナー報告書』

2002年3月刊行 B5判 88ページ 

 2002年3月12?14日、バクーにおいて、アゼルバイジャンの今後の産業政策立案に資することを目的として、アゼルバイジャンの非石油セクターの産業育成、農産品加工振興および中小企業育成をテーマとしてセミナーを開催した。本報告書では上記テーマにもとづく日本側官民学の専門家による日本の経験および施策についての報告、アゼルバイジャン側による産業育成の報告、質疑応答、およびバクーエアコン工場他工場訪問の際の記録が掲載されている。 


『中東欧諸国の対外経済関係の構造変化』

2002年3月刊行 A4判 82ページ 

 中東欧諸国は1990年の体制転換を経て市場経済の制度構築とあわせて経済構造の変革に邁進してきている。各国の移行期経済の進展、制度改革においては対外的な要因が大きな役割を演じている。本報告書では、外国投資が与えた影響について中東欧諸国を横断的に分析するとともに、対外経済関係に焦点を当て中東欧各国の経済動向を紹介している。


『第6回中欧投資セミナー』 

2002年3月刊行 A4判 104ページ

 昨年12月、名古屋において開催された第6回中欧投資セミナーの報告書。全体会議における中欧各国代表のプレゼンテーションを掲載。中欧8カ国(ブルガリア、クロアチア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア)の投資環境を概観するのに適した1冊。