ロシアNIS経済速報(2023年)
No.1913 | 1月15日号 | 制裁下のロシア経済と岐路に立つ対露ビジネス |
No.1914 | 1月25日号 | 2022年のロシアの乗用車販売動向 |
No.1915 | 2月5日号 | 2022年の日ロ貿易(速報値) |
No.1916 | 2月15日号 | 中古車対ロ輸出のこの1年と今後 |
No.1917 | 2月25日号 | 2023年教書に見る「特別軍事作戦」とロシア経済 |
No.1918 | 3月5日号 | 2022年のロシア主要経済指標と鉱工業生産 |
No.1919 | 3月15日号 | 2022年のロシア港湾の貨物量 |
No.1913 2023年1月15日号
制裁下のロシア経済と岐路に立つ対露ビジネス
所長 中居 孝文
はじめに
2020〜2021年と2年間にわたる新型コロナの流行の影響で、日ロビジネスは様々な活動制限を
受けた。2022年に入って、世界的に行動制限が緩和される機運が高まり、日ロビジネスも本格的に
再開かという時に、ロシアによるウクライナ侵攻がすべてを一変させた。本号では、ウクライナ侵攻後
の西側による対ロ制裁とそのロシア経済への影響、また戦争・制裁下での外資の動きとロシアによる
撤退対抗措置といった切り口から2022年を振り返り、今後を展望してみたい。
その他の記事
◎2022年1〜11月の日本のロシア・NIS諸国輸出入通関実績
◎2022年1〜11月の日ロ貿易
◎年末にウズベキスタンで政府構造改革
◎年始にカザフスタン政府人事刷新
◎旧日産工場でロシア車生産へ
◎京都市、キーウに毛布とカイロを寄付
◎損保大手のロシア海域船舶保険停止を回避
◎「中央アジア+日本」対話・第9回外相会合開催
◎日・アゼルバイジャン租税条約調印
◎アゼルバイジャンと航空貨物で連携強化
◎ロシア、プライスキャップに対抗措置
◎日ロ地先沖合漁業交渉が妥結
◎年末に露中首脳がオンライン会談
◎ロシアがガス債務の外貨建て返還を容認
◎道銀、ユジノサハリンスク事務所を閉鎖へ
◎日本政府によるウクライナ復興支援
No.1914 2023年1月25日号
2022年のロシアの乗用車販売動向
はじめに
『経済速報』では、欧州ビジネス協会(AEB)が毎月発表しているロシアの乗用車販売データを抜粋
して「統計速報」のコーナーで定期的に紹介している。そのAEBが先日2022年通年のロシアの乗用
車販売データを発表したので、今回の速報では通常よりも図表を拡充してAEB発表のロシア乗用車
販売データをご紹介する。
その他の記事
◎『ロシアNIS調査月報』2023年2月号のご紹介
◎新駐日キルギス大使任命
◎ヘリコプター墜落でウクライナ内相死亡
◎情報提供セミナー「ロシアでの事業継続・縮退に伴う法的課題」
◎2022年のロシア港湾のコンテナ取扱量減少
◎2022年のロシア港湾の貨物取扱量は0.7%増
◎アゼルバイジャンのガス輸出が18%増加
◎大阪ガスがサハリン2新会社と契約
◎ウクライナに対する債務救済措置
◎ウクライナに対する発電機の供与
◎日本の外務政務官が中央アジアを訪問
◎ロシア向け中古車輸出会社が破産
◎トルクメニスタンが一院制に回帰
◎3月にカザフスタンでも下院選挙
No.1915 2023年2月5日号
2022年の日ロ貿易(速報値)
はじめに
日本財務省から2022年の貿易統計が発表されたことを受け、当会では2022年1〜12月の日本
とロシアの間の貿易に関して、米ドル換算するとともに、輸出入商品構成をまとめた。今回の速報で
は、早速この資料をお届けする。
その他の記事
◎2022年の日本の対ロシア・NIS諸国輸出入通関実績(速報値)
◎「日本中央アジア・ビジネスダイアログ」開催のご案内
◎サハリン2の昨年の生産量
◎「ウクライナ復興ドナー調整プラットフォーム」の立ち上げ
◎豊田通商など4社がウズベクテレコムから受注
◎日本政府がロシアに追加制裁
◎日立エナジーがロシア事業を売却
◎北海道・理研興業がキルギスへ防雪柵を輸出
No.1916 2023年2月15日号
中古車対ロ輸出のこの1年と今後
はじめに
ロシアがウクライナに侵攻した昨年2月以降、日本からロシアへの自動車輸出は激変した。新車の輸出がストップする一方、中古車の輸出は急増した。ロシア極東の中古車ビジネスに何度目かのブームがやってきた。円安で輸出金額が大きく伸び、制裁下で苦しいはずのロシアからのマネーの流入が、日本の市場を直撃した。欧米日メーカー撤退後のロシアでは、中国ブランド車が販売を増やしている。中古乗用車の対ロ輸出のこの1年を振り返るとともに、今後を展望してみたい。
その他の記事
◎2023年1月のロシアのブランド別乗用車販売台数
◎日本政府、ロシア産石油製品に上限価格を設定
◎ロシア政府、外貨強制売却を一部撤廃
◎アフトヴァズが旧日産工場で生産再開へ
◎AGC、ロシア事業の譲渡検討を開始
◎三菱重工がウズベキスタンからガスタービンなどを受注
◎ユニクロ、ロシアから撤退か
◎前ハバロフスク地方知事に禁錮22年の判決
◎モルドバで内閣総辞職
No.1917 2023年2月25日号
2023年教書に見る「特別軍事作戦」とロシア経済
研究員 中馬 瑞貴
はじめに
2023年2月21日、プーチン大統領が約2年ぶり、自身としては18回目となる教書演説を行った。2022年2月24日のウクライナ侵攻以降、プーチン大統領は、教書演説、大規模記者会見、国民との直接対話など、定例としている大掛かりな演説を一切、行ってこなかった。こうした中での教書演説ということで、国内外の関心は高く、すでにその概要についてはメディアで多数報道されているが、本号では、本誌の読者に関心が高いであろうロシア経済や産業に関わる部分を中心に、教書演説の概要をご紹介することにしたい。
その他の記事
◎『ロシアNIS調査月報』2023年3月号のご紹介
◎リセアン・モルドバ新首相就任
◎EUが第10次制裁パッケージ案を発表
◎ロシア産ウニ輸入額が増大
◎ロシア中銀、外貨引き出し制限延長へ
No.1918 2023年3月5日号
2022年のロシア主要経済指標と鉱工業生産
はじめに
ロシア連邦国家統計局より、2022年のロシアの主要経済指標が発表されたので、本号ではそれらを図表にまとめてお届けする。鉱工業生産については詳しく紹介する。。
その他の記事
◎カナダ、ロシアに追加制裁
◎米国、ロシアに追加制裁
◎EU、ロシアに追加制裁
◎英国、ロシアに追加制裁
◎オーストラリア、ロシアに追加制裁
◎ニュージーランド、ロシアに追加制裁
◎日本、ロシアに追加制裁
No.1919 2023年3月15日号
2022年のロシア港湾の貨物量
はじめに
ロシア港湾の取扱貨物量の2022年の実績を入手したので、本号では、早速このデータを図表にまとめてお届けする。
その他の記事
◎2023年1月の日本の対ロシア・NIS諸国輸出入通関実績
◎2023年1月の日ロ貿易
◎ヤンマー、ロシアから撤退
◎カナダ、ロシア産アルミニウムと鉄鋼製品を禁輸
◎モスクワの国際交流基金図書館、今月末で退去へ